DOG∞の卒業生たちです。
フレンチブルドッグの相場を調査
2021年8月での状況
現在、フレンチブルドッグの子犬販売状況(販売価格)は、関東・中部・関西エリアは異常な高騰をしています。
DOG∞/ドッグエイトにも関東エリア・関西エリアにも登録されているブリーダーさんがいらっしゃいますが、高騰ぶりは事実だと仰います。
DOG∞/ドッグエイトに登録されているブリーダーさんは、適正価格で販売してくれていますが、悩みがあるそうです。
周囲の販売価格高騰が原因で、適正価格の販売価格は周囲のブリーダーからは煙たがられ、お客様からも何らかの欠陥があるのではと疑われる始末。
最南端九州エリアでの標準価格は45万円前後、最北端の北海道も同様です。
しかし、関東エリアでは、最低価格は65万円だと聞きます。75万円平均で販売されているそうです。
これはペットショップの販売価格に、ブリーダーが吊られているのか、差額を縮めようとしているのかは判りませんが、九州や北海道との差額は約30万円です。
九州の玄関口福岡県と東京の最安運賃を調べてみました。
格安航空券でしたら、片道、東京から福岡まで5,710円で移動できます。
帰りはこの季節は飛行機での移動はフレンチブルドッグは飛行機に登場できないので、新幹線になります。
新幹線で自由席を選択したら片道22,220円!ワンちゃんの運ぶ運賃280円です。
往復の移動時間は7時間かかりません。往復3万円掛からないのです。これで27万円安く購入できるのでしたらどうですか??
実質半日位はかかるとしたら、時給、22,500円の時給換算になります!
つまり、フレンチブルドッグを購入するなら九州・北海道エリアのブリーダーがベストです!
更に言うなら、DOG∞/ドッグエイトの紹介するブリーダーさんがベストですヨ!!
何故?フレンチブルドッグは高価なのか?考えてみました!
先ず、高価な理由として
フレンチブルドッグは頭数が少ない!
フレンチブルドッグは、1回の出産頭数が少ないことと、出産して販売開始になるまでの56日を迎えるまでの生存率が低いことが挙げられます。
交配や出産の回数
フレンチブルドッグは交配や出産も人工的なため出産回数が少ないです。1頭の母親犬に一生涯の出産回数は3回〜4回で考えらえるブリーダーは多いです。
勿論、8回くらい出産させるブリーダーはいます。そのブリーダーが輩出する子犬は目もあてられない生体が多いのも現実です。
母親犬の事や産まれて来る子犬を健全であることを考慮すると回数は少ない方が最善であると考えるブリーダーが多いです。
犬のヒート(生理)は人間と違い生後8ヵ月頃から始まり、一生涯続きます。人間の閉経というものがありません。
つまり死ぬ間際まで出産は可能な機能は残っているということです。
しかし、ブリーダーは優良な子犬をブリーディングすること、母親犬が出産を終えて余生を健康に全うしてもらうために無理のない出産計画を立てていらっしゃいます。
フレンチブルドッグは寿命が短い
フレンチブルドッグは他犬種と比較すると寿命が若干短い傾向にあります。最近は獣医療の進展も進み、寿命は長くなってきてはいますが・・・。
手間とお金がかかる
フレンチブルドッグは他犬種と比較すると手間とお金がかかる犬種なので、そもそもブリーダーの数が少ないのです。
以上がフレンチブルドッグの生体が高価になっている理由とこれまで言われてきましたが・・・。
これまで販売を苦手にしていたブリーダーが、インターネット(SNS)の普及により、販売できる手段が増えたことや、DOG∞/ドッグエイトのように販売をお手伝いするサービスが急増しているためブリーダーが強気になっているのは間違いないと思います。
フレンチブルドッグのブリーダーはこれまで商売として成立していないのは事実だと思います。国内で黒字経営しているブリーダーは一握りだと言われています。
大多数のブリーダーは赤字経営です。フレンチブルドッグはお金がかかる犬種なのです。よく食べるし、病気も多いし、繁殖も粗粗人工的です。
交配、出産まで全て人工的なのでお金が掛かります。
これに自家繁殖ばかりしているブリーダーなら少しは売り上げも上がるかも知れませんが、DOG∞/ドッグエイトに登録されているブリーダーさんは、海外や、他犬舎のフレンチブルドッグとの交配をさせるために出費がかかるので全くの赤字です。
子犬探しをネットサーフィンしていると「外産」や「チャンピオン直子」などの文字を見ると思いますが、これはお金が掛かっているという証拠なのです。
海外のフレンチブルドッグブリーダーから生体を購入し、日本国内に連れてくるのには莫大なお金が掛かるのです。
何故、海外から連れてくるのか?国内では駄目なの?など疑問がありますよね?
私も以前その質問をしたことがあります。その時の回答はこうです。
海外のフレンチブルドッグと国内のフレンチブルドッグの見た目は素人さんから見ると大差はないそうです。
では何が違うのか?一番の違いは性格だそうです。
海外のフレンチブルドッグは天真爛漫で自由だそうです。その性格は一流ブリーダーから見るととても魅力的なんだそうです。
その性格が顔に現れ、体格にも現れるそうです。だから海外のフレンチブルドッグを呼び寄せるそうです。
これが、国内のフレンチブルドッグの品質を上げるために必要不可欠だそうです。
犬舎内でばかり掛け合わせをしているブリーダーは多く、血が濃ゆくなっている犬舎が存在するそうなので注意が必要です。
このような事が起きないようにブリーダーは海外から輸入したり、ブリーダー間で交配依頼や売買、交換などを行い健全な生体の繁殖を常時、行っているのが優良ブリーダーです。
犬舎内で繁殖して子犬を残し、頭数を増やして繁殖するブリーダーからの購入は余り、お勧めはしません!